白髪の原因
白髪というのは・・・
白髪というのは、メラニン色素が生成されず、着色されずに、もともとの色のままに生えてきてしまった髪の毛のことを言います。本来、髪というのはもともとは白いです。しかしは通常は、メラノサイトと呼ばれる色素細胞がメラニン色素を生成し、黒い髪が生えてくるのです。
外人さんの場合は、金髪や赤毛になったりします。さまざまな原因によってメラノサイトの働きが弱まると、メラニン色素の生成がスムーズにいかなくなり、もともとの白さのままで生えてきてしまいます。まず考えられる原因は加齢です。年齢を重ねるごとに、メラノサイトの働きが弱くなっていくためです。歳をとればとるほど、白髪の量は増えていきます。
加齢のほかに・・・
加齢のほかに、生活習慣の乱れ、過度のストレスもメラノサイトの働きを衰えさせることがわかっています。偏った食生活をしていることにより、栄養不足になったり、喫煙で頭皮の血行が悪くなります。過度の飲酒、運動不足なども、メラノサイトの働きを衰えさせる原因となります。
いっぽうストレスを感じると、自律神経が乱れ、毛細血管の収縮が起こるものです。これによっても、血中からの栄養分や酸素を毛根が補給できなくなり、毛母細胞の働きが衰えてしまいます。
現代人は不規則な生活になりやすく、かつストレスを溜めがちです。そうした生活を続けていることにより、本来よりも早く白髪ができてしまうようになってしまいます。加齢については止めようがありませんが、生活習慣やストレス過多の生活を見直すことにより、白髪の発生を遅らせることはできます。