上手に白髪を染めるには

白髪を上手に染めるには・・・

白髪を上手に染めるには、理想とするカラーの白髪染めを買って使うだけではいけません。髪質に合わせた色選び、そして室温、放置時間を調節する必要があります。

白髪染めを選ぶときは、髪質に合わせたカラーを選ぶようにしましょう。髪には硬毛と軟毛があり、それぞれ染まりやすい色、染まりにくい色があるからです。髪質と色の組み合わせによっては、希望の色に染まらないときもあります。

黄色系と赤系は特に注意です。髪質により、仕上がりに大きな差が出る色だからです。軟毛なら、黄色系はなじみやすく、仕上がりもキレイになりがちですが、赤系は希望通りの色に染まりはするものの、あまり持続しないという特徴があります。硬毛なら、黄色系は白髪だけ浮きやすくなり、赤系はなじみやすく、仕上がりがキレイになりやすいです。

染める時の室温でも変わってきます。室温が高いと早く染まり、低いと遅く染まります。市販の白髪染めは25度前後での使用という、暑くもなく寒くもないくらいの気温が想定されています。30度以上あるいは20度以下の気温の場合、放置時間を調整する必要があります。　

放置時間は商品ごとに設定されていますから、その時間を守るのが基本ですが、硬毛の場合、染まりにくいですから、記載時間＋5分で放置するといいでしょう。

頭皮に近い根元は体温が高いため、染まりやすく、根元から塗布し始めると、染め終わる頃には時間がたってしまい、根元だけ明るくなってしまいます。だから最初は染まりにくい毛先から始め、徐々に根元へと塗っていく方がいいでしょう。