全体染めと部分染め
根もとの部分だけ・・・
最初に染める時は、根元から毛先まで白髪染めを塗布します。その後、しばらくすると生え際から新しい毛が生えてくるので、その部分も染めないといけません。でもその場合、根もとの部分だけのために全体染めをやっていると、髪や頭皮への負担が大きくなってしまいます。
できれば、一度全体染めをしたら、その後の2〜3回は部分染めにするといいでしょう。部分染めにはりタッチ用の白髪染めがおすすめです。白髪染めには全体染めに適したタイプ、部分染めに適したタイプがあるので、それぞれを使い分けるようにしましょう。
全体染めは、幅広い範囲をまんべんなく染めるために、なじみやすい乳液や液状ジェルタイプの白髪染めがいいでしょう。染まりにくい毛先から、根元に向かって徐々に染めていきましょう。ノズルやクシを使ってやるとムラなく染まります。
シャンプーのように泡立てて使える、泡タイプも発売されています。こういった商品を使うと、むらなく染まりやすいです。全体染めは薬剤の伸びはいいですが、飛び散ったり液だれしやすいので、部分染めには向きません。
部分染め用の白髪染めは、新しく生えてきた髪だけを、部分的に染められるように作られています。だから液だれしにくいクリームタイプが多いです。特に額の生え際は、液だれすると顔にかかってしまうので、全体染め用の白髪染めを、額の生え際の部分染めに使ってはいけません。液だれしないクリームタイプの商品を使います。専用のコームを使うと、よりキレイに染まります。